2021年10月
職員の声
『やればできる!』
里親支援専門相談員
日本人でありながら、日本地図を見ても、47都道府県、どこに何県があるのか実はわかっていませんでした。いつか覚 えたいと思いながら、なかなかその機会がなく、気付けばもういい歳になり、恥ずかしくて分からないなんて言えなくなってしまいましたが、とうとうその機会が訪れました。娘の夏休みの宿題の1つが、『日本地図を覚える』だったのです。これはもう覚えるしかない、この機会を逃したら、きっともうやらないと思い、娘と一緒にどちらが早く覚えるか競争しました。まずは見て覚える。次は書いて覚える。テストしてみる。子どもの頃を思い出し、懐かしかったです。勉強は好きな方だったのですが、歳のせいか記憶力が衰えているようで…テスト5回目でやっとすべて覚えることができました。自己満足に浸っていたところ、嬉しいことがありました。学校が始まり、日本地図のテストがあったのですが、なんとクラスで100点はわが娘だけ!さすがあたのしの子と親バカ丸出して、一緒に大喜びしました。
さて、年もあけもう2月、試しにどこまで覚えているかテストしてみました。結果は…ご想像にお任せします。(笑)
子どもの声
『気持ちの中』
たんぽぽ小6女児
私は、いつも、本当の気持ちを人に伝えていなかった。悲しい気持ちをうそついて、むりやり、うれしい気持ちにかえた。大人にしんぱいをかけたくないから。でも、いつかはそのウソがばれてしまう。ばれてしまったらもう、もどれないことを知った。ウソがばれて、大人にしかられると、思った。でも、ちがった。大人は、ぎゃくにしんぱいした。
するとに大人はこう言った。「本当の気持ちをつたえてくれないとしんぱいする」と。
自分は、気持ちをささえられてなかったと理解した。ささえられてたら、気持ちをはっきり出せたはず。その日から気持ちをささえるようになった。でも、たまにウソをつく。それは、苦しいからじゃない。しんぱいさせたくないわけでもない。
それは、ただ少し、自分のささえをいじりたくなるだけ。