ゆりかご園|小田原市酒匂|児童養護施設|

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2017年12月

2017年12月

職員の声

  「料理について」                     ようらん職員

私が現在仕事をさせて頂いているホームでは、毎日の食事を職員が作っています。平日、小学生は給食があるので1日2食、休日や長期休みは3食、遅番の職員が献立を考え、スーパーへ買い物に行き、調理に取り掛かります。園の栄養士さんの指導の下、栄養が偏らないように、肉・魚のメニューを交互にし、間に卵料理やシチュー、グラタン等を入れています。ホームの子供たちは、毎日職員が食事を作っているところを見ているせいか、学校から帰ると、台所に立つ職員に、「ただいま。今日何?」と必ず聞いてきます。そんな子どもたちの姿に触れると、食事に関心を持ってくれているんだなと、うれしく思います。「食べること」って、子どもだけでなく、大人にとっても楽しみの1つですものね。

 「手伝いたい!」と言い、子どもたちはよく手伝いをしてくれます。野菜を切ってくれたり、大人が揚げ物をするところを見たり、ハンバーグの種を形成したり。切り方のコツ・味はどうつけるか?等と話も弾み、面白いです。職員は他にもすることがたくさんある為、実際は時間に追われ、毎日じっくり手伝いをさせてあげることは出来ませんが、大人からいろいろなことを吸収し、次に生かすこどもたちを見ていると、嬉しくなります。

 私は、もともと料理は好きでしたが、ようらんで調理をするようになってから、ますます料理に対する好奇心が出てきて、家でも家族の喜ぶ顔を見たくて、頑張って料理しています。(昨年、念願だった調理師の資格も頂き、料理に向かう気持ちに、また張り合いが出来ました。)子どもたちの、歯に衣着せぬ厳しい意見も、私を育ててくれており、毎日とても楽しい料理ライフを過ごしています。

 

 

 

 

子どもの声

「ラーメン屋になろう」  ようらん 小2男児

これから、ぼくのしょうらいの夢について話をします。

 ぼくのしょうらいのゆめは、ラーメンやさんになってたくさんラーメンを作って、おきゃくさんをよろこばせることです。ぼくがラーメンやさんになりたいりゆうは、ラーメンがすきだからです。ラーメンを作れるようになってパパたちにおいしいラーメンをたべさせてあげたいです。ラーメン屋さんには、2回ぐらい、行ったことがあります。そのあじぐらいに おいしく作りたいと思います。

 ぼくのゆめをかなえるために、今ごはんをいっぱい作っています。それにレストラン、お店などに行っていっぱいごはんを食べ、あじをおぼえています。いっぱいラーメンを作っておきゃくさん、かぞく,友だちにラーメンを作ってよろこばせたいです。おいしいラーメンを作れるしょくにんさんになりたいです。おとなになったら、みなさん食べに来てください。これでしょうらいのゆめについての話をおわりにします。